雪の結晶はなぜ六角形なの?

六角形のひみつを、30秒でまとめましたわ。雪の結晶が六角形になるのは、氷の中で水の分子が六角形を作るように並んでいるからです。小さな氷の粒はまず六角柱の形に育ち、その6つの角から枝がのびていきます。6本の枝は同じ空気の中を一緒に落ちてくるので、よく似た形に育ちます。

もとは分子の並び方
雪の結晶は、雨つぶが凍ったものではなく、雲の中で空気中の水蒸気が直接氷になってできます。氷の中では、水の分子どうしが手をつなぐように結びつき、六角形のすき間がある形に並んでいます。この並び方が、雪の結晶の六角形のもとになっています。
まずは小さな六角柱
雲の中で生まれた小さな氷の粒は、まず平らな面に囲まれた六角柱の形になります。分子の並びがなめらかな面には水の分子がくっつきにくく、ゆっくり育つため、その面が平らなまま残るのです。こうして、目に見えないほど小さな分子の並びが、目に見える六角形として表れます。
角から6本の枝がのびる
結晶が大きくなると、まわりの空気の水蒸気が足りなくなってきます。とがった角は、遠くから来る水蒸気を受け取りやすいので、ほかの部分より速くのびます。こうして6つの角から枝が出て、よく知られた雪の結晶の形になります。

6本の枝がそろうわけ
6本の枝がよく似た形になるのは、枝どうしが連絡を取り合っているからではありません。小さな結晶の中では、温度や湿度がどの枝にもほぼ同じようにかかるため、同じように育つのです。結晶ごとに雲の中で通る道すじがちがうので、1つずつちがう形になります。
もっと知りたい
- 枝が大きく広がる結晶は、氷点下15℃くらいでできやすいと説明されています。温度によっては、平たい板ではなく柱のような形に育つこともあります。
- 実際に降る雪では、きれいな六角形の結晶よりも、形がくずれた結晶のほうがずっと多いそうです。
- 雪が白く見えるのは、透明な氷の結晶の表面で、光がいろいろな方向にはね返るからです。

3択クイズで確かめよう
雪の結晶が六角形になるのはなぜ?
答えを見る
- 水の分子が六角形に並ぶ
- 雨つぶが凍って割れる
- 風で角がけずられる
水の分子が六角形に並ぶ 氷の中で水の分子が六角形を作るように並んでいるからです。小さな氷の粒はまず六角柱に育ち、その角から枝がのびていきます。
氷の中で水の分子が六角形を作るように並んでいるからです。小さな氷の粒はまず六角柱に育ち、その角から枝がのびていきます。
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- Frequently Asked Questions about Snow CrystalsCalifornia Institute of Technology(カリフォルニア工科大学, Kenneth G. Libbrecht)(英語)
- Why do snowflakes crystallize into such intricate structures?Scientific American(米国大気研究センター Charles A. Knight の解説)(英語)
内容は 2026-10-03 時点で上の資料を確認して書いています。研究が進んで説明が変わることもあります。写真のクレジットは各写真の下にあります。



