みそは大豆からどうやってできるの?

まずは30秒で、答えをお伝えしますわ。みそは、蒸したり煮たりした大豆に、麹(こうじ)と食塩を混ぜて仕込み、発酵・熟成させて作ります。麹菌が出す酵素が、米のでんぷんや大豆のたんぱく質を分解して、甘味やうま味のもとを作ります。さらに酵母や乳酸菌が、みそらしい香りや風味を加えます。

材料は大豆・食塩・麹
みその材料は、大豆と食塩、そして麹です。麹に使う原料によって、米みそ、麦みそ、豆みそ、それらを合わせた調合みその4種類に分けられます。どのみそにも、大豆と食塩は必ず入っています。2020年に国内で作られたみそのうち、85%が米みそでした。
まず麹を作る
米みその場合、まず米を蒸して麹菌を植え、育てて米麹を作ります。この作業を製麹(せいきく)といい、およそ42〜48時間かかります。みその日本農林規格(JAS)では、麹菌はアスペルギルス・オリゼーという種類に限られています。

混ぜて仕込む
次に、蒸すか煮るかした大豆に、米麹と食塩を混ぜ合わせます。これを仕込みといい、一般には25〜30℃くらいで行います。酵母や乳酸菌は、仕込みのときに加えられます。みそには食塩が12%ほど入るので、使われる酵母や乳酸菌は塩に強いのが特徴です。
熟成のあいだに起こること
仕込んだあとの熟成のあいだに、麹の酵素が米のでんぷんを糖に、大豆のたんぱく質をアミノ酸に分解し、甘味やうま味のもとができます。乳酸菌は乳酸を作って酵母が育ちやすい環境を整え、酵母はみその香りのもとを作ります。熟成は短いもので1か月ほど、長いものでは年単位です。
もっと知りたい
- 同じ材料の割合でも、熟成が短いと色が淡く、長くなるほど赤みが濃くなります。糖とアミノ酸が反応してできる物質が、みその色のもとになります。
- 白みそのような甘いみそは、50℃くらいに保ち、数日間で麹の酵素だけで熟成させます。このとき、酵母や乳酸菌の発酵はあまり行われません。
- 熟成の途中でみそを掘り出し、別のタンクへ移す作業を「天地返し」といいます。発酵を均一にし、酵母が増えるのを助けるためです。

3択クイズで確かめよう
みそは大豆に何を混ぜて作る?
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- 麹と食塩
- 酢と砂糖
- にがりと水
麹と食塩 蒸すか煮るかした大豆に麹と食塩を混ぜて仕込み、発酵・熟成させます。麹の酵素が甘味やうま味のもとを作ります。
蒸すか煮るかした大豆に麹と食塩を混ぜて仕込み、発酵・熟成させます。麹の酵素が甘味やうま味のもとを作ります。
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- 発酵調味料“味噌”を知る(生物工学 第97巻第4号, 2019)日本生物工学会
- みその日本農林規格の制定について(2022年2月7日)農林水産省 新事業・食品産業部
内容は 2026-10-03 時点で上の資料を確認して書いています。研究が進んで説明が変わることもあります。写真のクレジットは各写真の下にあります。



