朝の草に露がつくのはなぜ?

答えは、夜のあいだにありますのよ。露は、晴れて風の弱い夜に、草の表面が熱を空へ逃がして冷え、そのそばの空気に含まれる水蒸気が水滴になったものです。露は朝になって急にできるのではなく、夜のうちにできて朝に見つかります。曇りや風の強い夜には、できにくくなります。

露の正体は空気中の水蒸気
空気の中には、目に見えない水蒸気が含まれています。空気が冷えていくと、ある温度で水蒸気が水滴に変わりはじめます。この温度を露点といいます。草の表面が露点より冷たくなると、そのそばの水蒸気が水滴になって表面につきます。これが露です。
晴れた夜に草が冷える
夜は太陽の光がないので、地面や草は熱を空へ逃がして冷えていきます。草の葉や花びらは空気よりも熱を逃がしやすいため、夜にはまわりの空気より冷たくなります。雲がない晴れた夜ほど熱がよく逃げるので、草はいっそう冷えます。

できやすいもの、できやすい夜
露は、地面からの熱が伝わりにくいものの表面にできやすく、草や車の屋根がよい例です。また、風が強いと冷えた空気がかき混ぜられてしまうので、風の弱い、高気圧におおわれたおだやかな夜に多くできます。地表近くの空気が湿っていることも条件です。
露ができるのは夜のあいだ
つまり露は、朝になってから急につくのではなく、夜のあいだに少しずつでき、朝まで残っているのを私たちが見つけるのです。夕方にできることもあります。気温が0℃より下がると、露は凍ったり、霜になったりします。
もっと知りたい
- 地域によっては一晩で最大0.5mmほどの露ができ、乾燥地帯の植物や動物にとって大切な水になっています。
- 葉のふちや先に等間隔に並ぶ水滴は、露ではなく、植物が根から吸った水を葉の小さな穴から押し出した「溢液(いつえき)」の場合があります。
- めったに見られませんが、草についた露が日光を受けて、虹に似た色の帯をつくることがあります。

3択クイズで確かめよう
朝の草につく露は、いつできる?
答えを見る
- 朝日が当たったとき
- 晴れて風の弱い夜
- 雨上がりの昼
晴れて風の弱い夜 晴れて風の弱い夜に草が熱を空へ逃がして冷え、そばの水蒸気が水滴になります。夜のうちにでき、朝に見つかるのです。
晴れて風の弱い夜に草が熱を空へ逃がして冷え、そばの水蒸気が水滴になります。夜のうちにでき、朝に見つかるのです。
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- DewMet Office(英語)
- dewEncyclopaedia Britannica(英語)
- dew - Glossary of MeteorologyAmerican Meteorological Society(英語)
- Guttation: A Pressure Relief for PlantsUniversity of Missouri Integrated Pest Management(英語)
内容は 2026-10-03 時点で上の資料を確認して書いています。研究が進んで説明が変わることもあります。写真のクレジットは各写真の下にあります。



