猫が毛布をふみふみするのはなぜ?

いちばん有力なのは、子猫のころの名残という説ですわ。猫のふみふみは、子猫のころの名残と考えられています。子猫は母猫のお乳のまわりを前足で押して、お乳の出をよくします。大人になっても、安心できる人のそばや、やわらかい毛布の上で、そのころの心地よさを思い出してふみふみするようです。ただし、はっきりした理由はまだ分かっていません。

子猫のころの大事なしぐさ
「ふみふみ」は、猫が前足を左右かわるがわる、やわらかい物に押しつけるしぐさです。子猫はお乳を飲む時、母猫のお乳のまわりを前足で押して、お乳の出をよくします。押せば栄養たっぷりのお乳がもらえるので、子猫にとっては大事な役目のある動きです。
大人になっても続くわけ
イギリスの猫の保護団体キャッツ・プロテクションは、大人の猫がふみふみを続ける理由は、はっきりとは分かっていないとしています。いちばん広く知られているのは、子猫のころの幸せな気持ちを思い出しているという説です。オーストラリアのアデレード大学の研究者も、子猫のころの名残というのが最も有力な説明だと話しています。猫の福祉団体の動物看護師によると、安心できる人のそばや、ふわふわの毛布やクッションの上で特に出やすいそうです。

においの印?寝床づくり?
ほかの説もあります。猫の肉球のあいだには、においを出す場所があり、ふみふみでにおいを残して「自分のもの」の印をつけているという考えです。ただ、アデレード大学の研究者は、においを残すのは、木などで爪をとぐ行動のほうが当てはまりやすいと話しています。野生の祖先が草を踏みならして寝床を整えた名残という説もありますが、支持は少ないとされています。
爪が痛い時の付き合い方
ふみふみは猫にとってふつうの行動なので、叱らないことが大切です。猫は自分が痛い思いをさせていると分からないため、叱ると信頼関係がくずれるおそれがあります。爪が痛い時は、ひざに厚めの毛布やクッションを置いたり、爪を切ったりする方法がすすめられています。
もっと知りたい
- ふみふみは、英語では「ビスケット作り」や「ピアノをひく」とも呼ばれています。
- ふみふみしながら、よだれをたらしたり、毛布を吸ったりする猫もいます。これも子猫のころの名残という説を支える手がかりとされています。
- ひざの上に置いた毛布は、飼い主がいない時にも出しておくと、なじんだにおいで猫が安心してふみふみできると専門家は話しています。

3択クイズで確かめよう
猫のふみふみは、何の名残と考えられている?
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- 子猫がお乳を飲むしぐさ
- 獲物を押さえるしぐさ
- 爪をとぐしぐさ
子猫がお乳を飲むしぐさ 子猫は母猫のお乳のまわりを前足で押して、お乳の出をよくします。大人になっても、安心できる時にそのしぐさが出ると考えられています。
子猫は母猫のお乳のまわりを前足で押して、お乳の出をよくします。大人になっても、安心できる時にそのしぐさが出ると考えられています。
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- Why do cats knead? Kneading behaviour explainedCats Protection(英語)
- Why do cats knead?Live Science(アデレード大学・International Cat Care の専門家への取材)(英語)
- Why Do Cats Knead?PetMD(獣医師執筆・監修)(英語)
内容は 2026-10-03 時点で上の資料を確認して書いています。研究が進んで説明が変わることもあります。写真のクレジットは各写真の下にあります。



