こんにゃくは何からできているの?

実は、ある「いも」から作られているのですわ。30秒でお伝えしますね。こんにゃくは、サトイモの仲間の「こんにゃくいも」からできています。いもを乾かして粉にし、水で溶いて練ってから、アルカリ性の凝固剤を加えると固まります。固まるもとは、いもに含まれるグルコマンナンという成分です。できあがったこんにゃくは、95%以上が水です。
原料はサトイモの仲間
農林水産省の資料によると、こんにゃくいもはサトイモ科コンニャク属の植物で、東南アジア原産といわれています。こんにゃくの原料になるのは、土の中で2〜3年かけて大きく育った、球のような形の地下茎(球茎)です。日本では古くから栽培されてきました。


固まるもとはグルコマンナン
こんにゃくを固めるもとになるのは、いもに含まれる「グルコマンナン」という成分です。群馬大学の研究資料によると、グルコマンナンはブドウ糖とマンノースという糖がたくさんつながった多糖で、こんにゃくの主な成分です。ジェトロの資料では、東南アジアのこんにゃくいもの多くはグルコマンナンを含まないため、加工しても固まらないと説明しています。
粉を練って固める
多くのこんにゃくは、いもを乾かして粉にした「精粉(せいこ)」から作られます。工場では、精粉を3%ほどの濃さになるよう水で溶いて練り、水酸化カルシウムなどのアルカリ性の凝固剤を加えると、ゲル(ぷるぷるした固まり)になります。型で形を整えてゆで、水にさらして「あく抜き」をすると完成です。
アルカリで分子が集まる
群馬大学の研究資料では、アルカリを加えて加熱すると、グルコマンナンについていたアセチル基という小さな部分が外れ、分子どうしが集まって固まる変化が確かめられています。こうしてできたこんにゃくは、95%以上の水を含みます。少ない原料でたくさん作れるのは、このためです。
もっと知りたい
- いもを粉にせず、生のいもをそのまますりおろして凝固剤を加え、直接作る「生いもこんにゃく」もあります。
- こんにゃくいもの収穫量の9割以上を群馬県が占めていて、山あいの地域を支える大切な作物になっています。
- こんにゃくいもは、秋にできた小さないも「生子(きご)」を掘り上げて、次の春にまた植えることをくり返して育てます。

3択クイズで確かめよう
こんにゃくは何からできている?
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- 海藻
- 大豆
- こんにゃくいも
こんにゃくいも サトイモの仲間のこんにゃくいもを乾かして粉にし、水で溶いて練り、アルカリ性の凝固剤を加えると固まります。
サトイモの仲間のこんにゃくいもを乾かして粉にし、水で溶いて練り、アルカリ性の凝固剤を加えると固まります。
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- こんにゃくをめぐる事情(令和8年7月)農林水産省
- こんにゃく製品ができるまで埼玉県 農林部 生産振興課
- 冷凍・解凍プロセスにおけるこんにゃく物性の制御(事業成果報告会資料)群馬大学 食健康科学教育研究センター
- こんにゃく|日本産食材ピックアップ日本貿易振興機構(ジェトロ)
内容は 2026-10-03 時点で上の資料を確認して書いています。研究が進んで説明が変わることもあります。写真のクレジットは各写真の下にあります。



